2019年5月21日 大野えつし ギャラリー外壁面制作「未完の壁」完成!
昨年(2018年)、4月に開催された「ライアー展」では、コインやお札、見事なだまし絵を描いた大野えつし。
ご来廊くださったお客様の二度見は必死、感嘆の声がもれました。
その技術は作家からも尊敬を集める作家として有名です。
ビルや店舗やシャッターの壁面、海遊館水槽背景画などを手掛ける作家です。
また、第2回FUKA展では、大胆な発想と技術で「KAWACHI画材賞」と「富田林観光交流施設きらめきファクトリー賞」をダブル受賞しました。
その大野えつし氏が、ギャラリー壁面(田んぼ側)をペインティング!
ぜひお見逃しなきよう、ご高覧くださいませ。
📌追記:2019年5月21日 大野えつしによるギャラリー壁面制作「未完の壁」完成致しました!!
完成した「未完の壁」なぜ未完なのか?
ギャラリーをオープンしてまだ2年にもならず、まだまだ初めましてのお客様がおいでくださいます。最寄駅から徒歩5分ですが、道に迷われたり、またお車でお越し下さる時のマップ検索に表示されず、ギャラリーの道向こうに到着されたり。どうにかならないかと考えた時に「壁面創作」のアイデアが出てきました。
ライブペイント、この壁を有効利用しようと。お声かけさせていただいた作家さんから断られたり、なかなか話が進まない中、興味をもってくださり、耳を傾けてくださったのが、プロの壁面創作作家、大野えつし氏でした。
当初「一緒に描こう」と居合わせた作家の皆さまとのライプペイントコラボレーションになる予定でしたが、「個展くださる作家の皆さまの痕跡を残せないだろうか?」と皆さまの壁画を考えるように。そしてその思いを、市松模様のアイデアで大野さんがご提示くださいました。
けれど、なかなかにハードルが高い、時間が必要、などお願いするには困難があります。そこで「手形」をお願いすることになったのです。チャイニーズ・シアターのハリウッドスターの手形のように。
約650名の手形が収まる市松模様。この壁は作家の皆さまと一緒に創り上げていく「壁」なので「未完」なのです。「未完の壁」が完成するころには、この中の手形の持ち主が世界で活躍してるかもしれません?という夢を見て。どうぞ一緒に見守っていただければ幸いです。
2019年5月21日 Gallery Blau Katze、青江佳都美
会期 2019年3月29日(金)~4月2日(火)
時間 12時~18時
場所 Gallery Blau Katze横、外壁にて
※天候により制作期間が変更になります。ご了承ください。
※昨年ライアー展にご参加くださった作家山田裕吉氏。スペシャルゲストとして参加くださいます。
(写真は昨年出展下さいました作品より。上下180度反転させた同一作品です。)
※同時開催!
同じく昨年のライアー展にて、石に描かれたファスナーを開けると、アリやカエル、蝶が飛び出してきた作品を描いた コーシカえりか氏による初個展「ENTEN~それは私のGENTEN」を開催致します。どうぞご期待ください。