2023.12.6.(水)→12.10.(日) すえのちより個展「碧の庭」 ※ジャパンあるてぃすと展(茶吉庵ギャラリー)ブラウカッツェ受賞記念展(終了しました)
茶吉庵ギャラリー主催「ジャパンあるてぃすと展」
Gallery Blau Katze賞(2022年度)記念展
すえのちより個展「碧の庭」
会期 2023.12.6.(水)→12.10.(日)
時間 12:00→18:00
会場 Gallery Blau Katze
作家 すえのちより
https://www.instagram.com/sueno.c
Gallery Blau Katze 初登場、そして初個展の作家すえのちよりさん。今回はインタビュー形式でご紹介です。
Q: いつもどのような心持ちで制作、創作をされていますか?
A: 自身の移りゆく内面を、自分らしさを持って表現できるようにしています。「移りゆく内面」には自身の死生観が伴っています。「死生観」という表現が暗く重たくならないようきをつけています。
Q: ご自身の作品を対する向き合い方、またお客様にどのようにご覧いただきたいですか?
A: 表現された作品は、その時その時の自分の鏡としてとらえています。作品を通して自分の中にある鏡に投影してもらいたいです。正解の無い世界で自身の内面を自由に感じてもらいたい。
Q: 今回の個展を開催するにあたっての気持ちを教えてください。
A: コロナ禍でオンライン形式での展示はしたことあったのですが、実際に展示してお客様に間近に見てもらえる個展は初めてなので、楽しんでもらえる作品を揃えていきたいです。碧という私の世界をしっかり表現して良い展示にしたいです。
Q: 今回「碧の庭」というタイトルですが、ちよりさんの作品は〝あお〟が多い気がするのですが、それはどうしてですか?
A: 私の誕生石がターコイズということもあって、お守りの色にしています。碧と、その他の青はとても沢山の色が存在して重ねれば重ねるほどその世界が深く広がって行く感覚があります。混ざり合い深まる世界は海の様に広く、自由を感じさせてくれす。私の心や命を包んで守ってくれる碧と、色とりどりの青色を混ぜ合わせる事で、実在しない静寂な世界を作っています
Q: お客様へ、今回の個展をアピールするとしたら、どんな言葉を伝えたいですか?
A: 私の作品を実際に間近で見て、私の創る世界と想いを自由に感じてもらいたいです。
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すえのちより個展 碧の庭 本日終了いたしました。
ご来廊くださった全ての方の、そしてギャラリーオーナーである自分と、作家自身も、同じ思いを共有した作品、空間でした。
「ずっと観ていたい」「ずっと観ていても飽きない」
それはどうしてだろう?と考えました。ご覧いただいた皆様はどのように感じられたでしょうか?私感ですが、作品に動きを感じるのです。まるで輪廻転生のような。物語が見えるのです。だから、ずっと観ていても飽きない、ずっと観ていられるのではないかと思います。
作家すえのちよりは画歴5年です。2019年頃から画材を変え、作風が変化しました。
今展DMにもなった「追い波」(写真2枚目)について聞いてみました。どうして波が下方向に向かっているの?希望を表現するのなら上に向くのではないの?と。
返ってきた答えは「見ている方が海の上の空気を求めて息苦しく感じないように。そして、まだ見ぬ知らない世界が深海にあるような気がして」なるほど。
私はこの作品を右回転に横向きにしました。これはどう?と作家に尋ねてみました。「あ、これは良いかも。」と作家の声。まだまだ未知の作家で、まだまだ進化していくのだろうなと感じました。次回が楽しみです。
茶吉庵ギャラリー主催ジャパンあるてぃすと展より、
Gallery Blau Katze賞受賞記念展 すえのちより個展「碧の庭」
これにて終了です。選考させていただき、授与して良かったと思える展示会でした。ありがとうございました。(2023.12.10.追記)