2024.1.26.(金)→1.30.(火) 長谷川文陽 陶作品展(終了しました)
愛知県瀬戸市に工房〝文陽窯〟を構える磁器の陶芸家、長谷川文陽氏。Gallery Blau Katze では初めての個展を開催いただきます。
会期 2024年1月26日(金)→30日(火)
時間 12時→18時
日々の暮らしの中で使い勝手の良い食器たち。
染付、更紗模様、点描彩磁などによる
多種多様の絵付け作品をお楽しみください。
-長谷川文陽-
作家 長谷川文陽 Bunyo HASEGAWA
昭和34年愛知県瀬戸市生まれ。
佐賀県有田町にて修行後、独立。
瀬戸市品野町築窯。
第16回東海伝統工芸展日本工芸会賞受賞。
中日国際陶芸展入選。他。
長谷川文陽 磁器のうつわ展 終了いたしまた。
ご来廊ご売約をいただきありがとうございました。
最終日に初めてお会いしました。本当は初日から在廊予定だったのですが、やむを得ない諸事情があり。今日は初めましてでたくさんお話をさせていただきました。その中で…
▷文陽さん、1つお聞きしたいことがあるんですが。
「はい、何でしょう?」
▷絵を描くのと、成形するのと、どっちが好…(かぶり気味で)
「即答できます!絵付けが好きです!」
という陶芸家、 長谷川 文陽 氏の磁器のうつわ展でした^^
「この絵柄を描きたいから、それに合わせての轆轤(ろくろ)を回すのはします。でもね、泥で汚れるの嫌なんですよー」
とてもお茶目な答えが返ってきましたw笑
お弟子さんがたくさんいらっしゃいます。独り立ちする時は、その本人に全てを任せるそうです。続けるも良し、そこで辞めるのも良し、もちろん個性を主張しても良し、だそうです。
瀬戸市で生まれ、瀬戸市で育ち。瀬戸市では親の跡を継ぐべく、子供たちは窯業を学ぶ学校に入る人が多いそうで、文陽さんもそのお一人です。が、お父様が自由にしなさいという方針で、それならば!と有田焼の佐賀市で修行されました。
有田焼の土を使われています。美しい白い器です。でも有田焼の技術とは異なるそうです。電子レンジ・オーブン・食洗機がOKな、日常的に使える磁器の強いうつわです。そして美しい。磁器は技術が必要で、それがないとブレた作品ができるそうです。
少し前までは音楽(一青窈さんとか)が好きで聴きながら創作されていたそうですが、今は無音がいい。特に絵付けの時は無音がいい、集中して描けるから、と仰います。
長くなりました^^; 陶芸作家さんを見ていると、お人柄が作品に出るのだなと思います。色んなモノを見て、刺激を得て、作品に絵付けをする、そんな長谷川文陽さんの磁器のうつわ展でした。ありがとうございました。(2024.1.30.追記)